MS、Windowsの脆弱性を警告
MSさんが、Windowsに関連するセキュリティ脆弱性について警告しました。
第一に・・・
Windows Metafile(WMF)に関連した脆弱性。
MS06-001とは別物です。
マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (913333)
Internet Explorer の脆弱性によりリモートでコードが実行される可能性がある
細工を施したWMF画像をWebサイト上に設置したり、メールの添付ファイルとして送るなど、画像をユーザーに閲覧させるだけで、システムが乗っ取られる恐れがあります。
対象となるのは、Windows 2000上の IE 5.01 SP4 と
Windows ME上の IE 5.5 SP2。
対策は IE6 SP1 へのアップデートです。
えーと、それでは2点目・・・
ローカル・ユーザーに、権限の昇格を許す可能性があるそうです。
マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (914457)
Windows ACL に関する脆弱性の可能性について
こちらはWindowsにインストールされているサービス(UPnP、NetBT、SCardSvr、SSDP)に,アクセス・コントロール・リストが設定されていないために、低い権限のユーザーが,任意のコマンドやプログラムを高いユーザー権限で実行できてしまうそうです。
対象となるのはSP2を除いたWindows XPと、
SP1を除いた Server 2003。
こちらの対処法はService Packをインストールするか、
サービスを手動で変更すること。
管理者さんは大変ですねぇ・・・
マイクロソフト、Windowsのセキュリティ脆弱性2件を警告 - CNET Japan
旧版IEに影響するWMFの脆弱性、MSが報告 - ITmedia エンタープライズ
Windowsに権限昇格を許すセキュリティ・ホール,MSはアドバイザリを公開 - IT pro
アップデートして、しっかりガードして下さいな。
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